京都散歩(46) 妙心寺 -大法院、天球院-

大法院は妙心寺の塔頭であり、松代藩主であった真田信之(幸村の兄)の孫娘・長姫が信之の遺命で菩提寺として創建したと伝わっているそうです。その長姫は、上州沼田城主であり信之の長男である信吉の長女だったそうですね。
大法院は、露地庭園が美しいことで知られているようです。露地とは茶室に付随する庭のことです。写真は方丈から待合につながる飛び石と灯篭です。
方丈から見た露地庭園の紅葉
待合と茶室につながる中門
大法院には、住職と親交があった千代の富士のお墓がありました。
真田信之の墓
大法院から天球院へ
天球院は妙心寺の塔頭であり、岡山藩主池田光政が伯母天球院のために建立したそうです。方丈の内部には152面にもおよぶ竹虎図や梅遊禽図などの襖絵と杉戸絵があり、それらは狩野山楽、山雪の筆によるものと伝えられています。
天球院の門
庭園の灯篭
方丈玄関前の庭園
玄関の火打窓と方丈庭園
方丈庭園
方丈西庭
西庭の手水鉢と灯篭
妙心寺 大法院、天球院の散歩を終わります。